無題

12月某日

なんだかんだで新卒以来勤めた会社を退職。最終出勤日には上司に嫌味を言われ、早く帰れと言われたので早退。

その後ささやかな送別会を開いてもらい、労ってもらったので鬱憤もほぼ晴れて気持ちよく退職した(ことにする)。

 

12月某日

地元の同級生に会う。

25歳である我々世代は、めいめいがなんらかの形で人生を少しずつ勧めており、筆者は転職がそれに当たるわけであるが、一方では結婚が視界に入ってくるものもいる。

 

同席した同級生女子たちは出産から逆算して結婚を考えており、着々と準備を進める者、彼氏に発破をかける者とスタイルはそれぞれである。

しかし1年ぶりに会った途端自分以外全員結婚が視野に入ってきたというのはなかなか面食らう事実である。前にあった時との比較をすると、そのグラデーションというかトランジションがあまりにも鮮やかであり、少し焦りそうにもなってしまう。

 

とはいえそういう話を聞いて焦ったり刺激を受けたりするのが、年数回会う友達との付き合い方なのだろうと思う。自分は自分の人生を頑張りたいし、引っ越したらまた違う山に登山にも行きたい。

 

1月某日

引っ越して、新しい職場で初出勤をする。

退職引っ越し転職の流れはあまりにもスムーズでもはやなんの緊張も驚きもない。

学生の頃は担任が変わったりクラスが変わったり、実家を出て一人暮らしを始めたりするたびにドキがムネムネしたわけである。

それが歳を重ね経験を積むと大体のことに驚いたり不安になったりしなくなる。本当に恐ろしいことである。

 

2024年の目標

・裁縫を習う(できれば教室などで)

・英語上達